星稜Vパレード、大会直前に負傷の監督も参加 第93回全国高校サッカー選手権大会(読売新聞社など後援)で初優勝した星稜高校イレブンの祝賀パレードが24日、地元の金沢市で行われ、市民約4万5000人が祝福した。

  選手らは市中心部の約1・1キロを30分かけて歩き、沿道からは拍手とともに「よくやった」「石川の誇り」と、快挙をたたえる声が上がった。

  大会直前に交通事故に巻き込まれて負傷し、指揮がとれなかった河崎護監督(55)も参加し、「優勝できたのは皆さんの声援があってのことと実感した」とあいさつ。大会中に主将を務めた鈴木大誠選手(3年)はパレード後、「こんなに多くの人に祝ってもらい、最高です」と笑顔だった。