ドルトムント最下位転落にもポジティブなシャヒン「一歩前進できた」 

  31日に行われたブンデスリーガ第18節の試合で、ドルトムントはレーバークーゼンとアウェーで対戦して0-0の引き分けに終わった。ドルトムントはこの結果再び最下位に転落したが、MFヌリ・シャヒンは勝ち点1の獲得を「一歩前進」だと捉えている。

  シーズン序盤に左ひざの手術を受け、リーグ前半戦では1試合の交代出場にとどまっていたシャヒン。後半戦の初戦となるレーバークーゼン戦では先発に起用されて90分間フル出場を果たした。

  前半戦を17位で折り返していたドルトムントは、上位のレーバークーゼンを相手に敵地で勝ち点1を獲得したとはいえ、フライブルクが勝ったため最下位に転落。だが、シャヒンはドイツ『スカイ』で試合後に次のように語った。クラブ公式サイトが伝えている。

  「一歩前進できたよ。できれば勝ち点3が良かったけど、一歩前進できたと思う。安定したプレーをして、相手ボールに対してしっかり仕事をすることができた。レーバークーゼンはアマチュアチームなんかじゃなく、チャンピオンズリーグでベスト16に残っているチームだからね」

  「両チームに先制のチャンスがあったけど、ビハインドを背負わないことが大事だった。この試合が、見て楽しめるような試合にならないことは分かっていた。美しいプレーはほかに任せておけばいい。僕らはプランを立てて乗り込んできて、そのプランを遂行できたんだ」

  アジアカップからチームに戻ったMF香川真司はベンチに入ったが、不出場に終わっている。苦しい戦いが続くドルトムントはこの後、4日に第19節アウクスブルク戦、7日に第20節フライブルク戦を予定している。(Goal.com)

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