演劇の街・下北沢の10会場で「第25回下北沢演劇祭」がスタート 

 「第25回下北沢演劇祭」がスタート

 第25回下北沢演劇祭実行委員会は3月1日まで、地域に根ざした手作り演劇祭「第25回下北沢演劇祭」を下北沢周辺10カ所の劇場で開催している。


 

 同イベントは、演劇と下北沢の関係性を一層発展させていくことを目的に、世田谷区のバックアップのもと、地元町会・商店・演劇関係者が一体となり1990年から続けられている演劇祭。プロやアマチュアの劇団、一般公募の区民上演グループなどさまざまな団体が幅広い層を対象とした演劇を1カ月にわたり披露する。


 

 25回目を迎える今年は、本多劇場、ザ・スズナリ、駅前劇場、OFF・OFFシアター、「劇」小劇場、小劇場 楽園、シアター711、小劇場B1、東京ノーヴィ・レパートリーシアター、北沢タウンホールの10カ所で開催。小倉久寛 祝還暦記念コントライブ「~ザ・タイトルマッチ2~笑いのDeath Fight」、加藤健一事務所 35周年記念 vol.92 カトケン・シェイクスピア劇場「ペリクリーズ」の2公演が本多劇場で行われるほか、名取事務所 現代カナダ演劇・最新作連続公演「ベルリンの東」、北川企画 城崎国際アートセンター アートインレジデンス2014製作 その1「午前5時、立岩展望台にて」、東京ノーヴイ・レパートリーシアター「ゴドーを待ちながら」「曾根崎心中」など、さまざまな演目が各会場で上演される。


 

 また、広い劇場で公演をする機会を設けようと企画された「世田谷区一般公募劇団」として、劇団ポニーズ、くらくら10時団、lamp shade(ランプシェード)、アトリエばんがの4劇団が参加。舞台に立って演じる喜びを共有してもらう試みとして始まった、あらゆる年代で構成した期間限定の劇団「世田谷区民上演グループ」は、グループAとBにわかれ、「銀河鉄道の夜」、「座敷じいじ」を演じる。


 

 なお、有料および事前申し込みが必要な公演もあるため、詳細な公演日程・料金は世田谷区公式ホームページを参照のこと。


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