豪栄道「準備して臨む」大関初ご当所  

  大関豪栄道(28=境川)が3日、地元大阪府寝屋川市の成田山大阪別院と、同枚方市茄子作の春日神社で豆まきを行った。

  成田山は8年連続、春日神社は5年連続で参加と節分の恒例行事となっているが、大関昇進後は初めて。地元ファンから「大阪場所は優勝や!」「大関頑張れよ~」などと激励の声を多数もらった豪栄道は「大関に上がって帰ってきて、来てくれた人が喜んでくれればうれしいですね」と話した。初のかど番だった初場所では苦しみながらも8勝7敗で勝ち越し、ご当所の春場所(3月8日初日、大阪・ボディメーカーコロシアム)も大関で迎えられる。「体を全体的に鍛えて、しっかり準備して臨みたい」と意欲満々。過去3年の春場所は12年が12勝、13年10勝、14年12勝と好成績が続いている。昨年秋場所の大関昇進後は不本意な成績が続いているだけに、地元で巻き返しを狙う。