【IH】ユニバ代表“スマイル流”で「金」狙う! 

     新千歳空港から出発した選手たち。ツリーの前で優勝に向けて意気込んだ

      ユニバーシアード冬季大会(4日開幕・スペイン)に出場するアイスホッケー女子日本代表が1日、成田空港から出国した。過去の最高成績は4位。今大会の目標に掲げる金メダル獲得に向け、昨年のソチ五輪に出場した「スマイルジャパン」のメンバー8人(すべて道内関連選手)が、チームをけん引する。

      “スマイル流”で頂点を狙う。「スマイルジャパン」でも主将を務めるFW大沢ちほ(22)は「私たちがチームを引っ張っていきたい。金メダルを獲得したい」と気合をみなぎらせた。目指すプレースタイルは、代表チームと同じように、状況に応じて臨機応変に相手に対応する「考えるアイスホッケー」。昨年は2度の国内合宿を行い、選手同士の意思疎通を図ってきた。

      今回は大学生が中心の大会のため、五輪などの世界大会に比べ、レベルはやや落ちる。それでも世界選手権(3月28日開幕・スウェーデン)を前に行われる唯一の国際試合。大沢主将は「日本人に大切なのは国際舞台で力を出し切るということ。世界選手権につながる試合をしたい」と今後を見据えた。(相川 和寛)