楽天的練習法!?“冬の大運動会”でキャンプ休日に一致団結!! 

  大運動会で一致団結だ!! 楽天は5日、沖縄・久米島キャンプの休日に1、2軍全選手が参加して、同島のイーフビーチで運動会を開催した。大久保博元監督(48)の発案でパン食い競争やスイカ割りなど、古き良き伝統種目でチームワークを高めた。

  「1、2軍も全員で集まるのは年に一日くらい。選手もコーチも、それぞれのキャラクターが分かっていい。こんなばかばかしいことに一生懸命やるのはこのチームくらいじゃない?」

  もとはといえば、完全休養とせずに、少しでも体を動かすことで故障防止につながれば、というアイデア。ポジションごとに6チームに分かれ、優勝チームは6日からの第2クール4日間中、1日だけダッシュメニューの免除権をゲットできるだけに必死。D1位・安楽(済美高)はあめ玉探しリレーに参加し、顔を小麦粉だらけにして「楽しかったです」。曇天の肌寒い砂浜に、明るい笑い声が響いた。

  優勝したのは「右投手・背番号後半チーム」。主将を務めた小山伸は「またみんなで集まろうよ。優勝は最高だぜ!!」と絶叫。6日、7日は紅白戦が予定されている。“デーブ色”豊かなアイデアで結束力を高めている。 (山田結軌)

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