*07:41JST 《今日のドル・円は“こうなる”》:攻防の分岐点:118.95円=フィスコ山下政比呂
 ドル・円は、ギリシャ債務問題への警戒感から上げ渋る展開を予想する。
 
 テクニカル分析では、三角保ち合いを上放れていることで目標値125円42銭が点灯している。
 三角保ち合いの上辺(118円95銭)を割り込んだ場合、ダマシとなるため要警戒。
 
 【グリグジット(Grexit:ギリシャのユーロ離脱)へのカウントダウン】
 13日:欧州連合(EU)首脳会議
 16日:ユーロ圏財務相会合
 25日:緊急流動性支援(ELA)
 28日:救済プログラムの期限
 
 
 《MY》*08:08JST 【中国の視点】ギリシャやロシアなど8カ国、15年に国家破綻のリスク
 世界同時不況が発生した2008年からすでに6年過ぎたが、ギリシャなどの債務問題が依然として解決されていない。また、原油価格の急落を受け、2015年にデフォルト(債務不履行)に陥る可能性の高い国について、ギリシャのほか、ロシアやウクライナなど含めて計8カ国になるとみられている。
 
 中国メディアはこのほど、ギリシャの失業率がすでに25%超えており、歳入も2008年から下がり続けている。14年にやや回復したと予測されているが、外部の支援がなければ、今年3月にもデフォルトに陥るとみられている。また、選挙で反緊縮派が勝利したことや、債務再編などをめぐる欧州連合(EU)との対立が続いていることも同国のデフォルト・リスクを高めている。
 
 ロシアについて、国内のインフレ率が予想以上に加速していることや、通貨ルーブル・原油の同時安の進行がロシア経済にダメージを与えている。また、ウクライナ問題をめぐる欧米との対立に伴う対露制裁の強化もロシア経済を困難な状況に追い込んでいる。今年1月のロシアの外貨準備高は3762億米ドルまで低下し、2009年以来の低水準を記録。また、物価の急騰に伴う国民生活が困窮に陥っており、適切な措置が講じなければ、年内デフォルトに陥る可能性は否定できないと警戒されている。
 
 ウクライナのインフレ率はすでに24%に到達していることや、通貨フリヴニャがルーブル以上に下落しているため、国際通貨基金(IMF)などからの追加救済がなければ、今年のデフォルトは確実だともいわれている。
 
 ほかに、石油輸出やロシア経済と深い関わりのあるベネズエラ、カザフスタン、ラトビアなども破綻の危険性が迫っていると指摘されている。さらに、外部の支援や資源などに依存しているスーダン、政治状況の混沌や治安悪化が続いているパキスタンもデフォルトに陥るリスクが高いリストに組入れられている。
 《ZN》