事件から7日目、合同捜査本部は今も逃走を続ける下関市竹崎町の職業不詳・文健二容疑者(57)の顔写真を公開しました。
 
  事件は今月6日朝、合同捜査本部が麻薬特例法違反の疑いで捜索に入ろうとしたところ、文容疑者が包丁を振り回して自宅から逃げ、タクシーを奪い逃走したものです。その後、タクシーは市内彦島の駐車場で見つかり、近くでは包丁が発見されていますが、文容疑者は今も見つかっていません。
 
  警察では、文容疑者が市外や県外に逃走した可能性もあるとみて、捜索を続けています。(13日04:11)
  「ゴーンとなって、列車がガタガタとなって、中の人が倒れていて、血が流れていて・・・」(乗客)
 
  事故があったのは、午前8時20分ごろです。倉敷市船穂町のJR山陽本線の踏切で立ち往生していた大型トラックに普通列車が衝突しました。列車の2両目に乗っていた男性の乗客1人が意識不明の重体に、ほかに乗客と運転士16人がけがをしました。
 
  「窓を開けたらトラックがぶつかっていた。ドーンという、ずぶとい音がした。みんな驚いた感じで動揺していた」(乗客)
 
  列車は時速90キロで走っていて、非常ブレーキをかけたものの間に合わず、およそ200メートル行き過ぎて止まりました。
 
  警察は、トラックを運転していた倉敷市の古川徹容疑者(49)を過失往来危険の疑いで現行犯逮捕しました。古川容疑者は非常停止ボタンを押そうと車の外に出ていて、けがはありませんでした。
 
  国の運輸安全委員会は、調査官を現地に派遣しました。(13日18:09)