都バス大塚車庫の廃止記念イベントを開催。グッズ先行販売も 

 都バス大塚車庫の廃止記念イベントを開催。グッズ先行販売も

 東京都交通局は、都営バス営業所の中で最も古い歴史を持つ「巣鴨自動車営業所大塚支所(大塚車庫)」が廃止されることから、都営バスファン向けイベント「大塚車庫の記憶」を3月7日に開催する。時間は8時~12時。入場は無料で雨天でも実施される。

 

 同イベントは、昭和3年(1928年)に開設し今年87年目を迎えた「巣鴨自動車営業所大塚支所(大塚車庫)」が、3月29日(日)をもって巣鴨自動車営業所へ統合され長い歴史の幕を閉じることとなったことから企画されたもの。大塚車庫の記憶をいつまでもとどめてもらうため、都営バスファン向けのさまざまなイベントが行われる。

 

 当日は、戦前に築造された格納庫を公開し、現在では希少性の高い幕車(H代)を複数台展示する「格納庫公開・バス車両展示」を実施。また、方向幕を含めた都営バス部品(数量限定)や現在発売中の都営バス・みんくるグッズや、都電・都営地下鉄などのグッズを販売するほか、3月9日発売の「1/80スケールサウンド付きダイキャストモデル H代幕車(いすゞエルガ)」、「方向幕タオル(大塚車庫)」を先行販売するという。

 

 さらに、このダイキャストモデルを購入した人の中から抽選で26名を、当日展示されるバスでかつての大塚支所管内を巡るツアーに招待する。運行は10時30分から2時間程度で、大塚車庫到着後に解散。コースの詳細は乗車するまで秘密となる。

 

 なお、これまで運行していた「都02系統(大塚駅~錦糸町駅)」、「上60系統(池袋駅東口~上野公園)」は、引き続き従来通りの経路を運行。また、都02系統「大塚車庫前」停留所は、「窪町小学校」停留所へ名称を変更する予定となっている。詳細は、公式ページ(http://www.metro.tokyo.jp/INET/EVENT/2015/02/21p2p100.htm)を参照のこと。

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