ベストアルバム「Last Song」リリース!ソ・イングク“僕が好きな音楽を皆さんも愛してくれたことに非常に大きな意味を感じる” 

2月25日(水)、Japan Best Album「Last Song」をリリースしたソ・イングク。自作曲「Last Song」をリード曲に、これまでリリースしてきた感性溢れるバラードたちが詰まった極上の一枚となっている。
明日28日には自身初の主演映画「君に泳げ!」の公開も控え、プロモーションで来日したソ・イングクに、ベストアルバムや映画、近況について聞いた。

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―最新ドラマ「王の顔」が終わったばかりですが、時代劇への挑戦はいかがでしたか?

ソ・イングク:時代劇は初めての挑戦でしたが、大変だったけど、面白かったです。寒いしすごく辛かったですし、セリフもなかなか覚えられなかったんですけど、でも、背景とか衣装とかなかなか経験できないものなので、すごく楽しかったです。

―衣装は、重いんですか? 日本の時代劇もそうですが、ヘアスタイルも独特なものがあると思いますが、抵抗はなかったですか?

ソ・イングク:はい、衣装は重いですね。抵抗とかは全くなくて、早くやってみたいという興味や好奇心のほうが大きかったです。面白かったです。

―言葉遣い一つにしても、かなり違いますよね。

ソ・イングク:最後に王になるというストーリーを描いたドラマだったので、演技の中でだんだん王様になっていくように、言葉遣いの変化などで表現しましたが、しゃべり方も普段とまったく違うのですごく難しかったです。

―王様の役なので、その中でもさらに独特の話し方ですよね。撮影期間中に日常でポロッと出てしまったりしたことはなかったですか?(笑)

ソ・イングク:全然しゃべり方が違うので、そういうのはあまりなかったです。日本も時代劇での話し方って違いますよね。(真似して)「わたしは!」みたいに(笑) それと同じで、そういうことはなかったです。ただ、一度だけ演技大賞のMCをやったんですが、みんなで台本の読み合わせをした時にポロッと出たことがあります(笑)

―ヒゲも印象的でしたね。

ソ・イングク:はい、自分でも面白かったです。悪くはなかったと思います(笑)

―ドラマも終わりましたが、現在はどのように過ごしてますか?

ソ・イングク:今はこうして仕事しに来ていますが(笑)、韓国でも旧正月中はお休みでしたが、その前まではインタビューを受けたりとか、ずっと仕事してました。

―旧正月中にお疲れ様です。(取材日は2/20)

ソ・イングク:でも楽しい部分もあります。明日久しぶりにファンの皆さんに会えるので、とても楽しみにしています。

「音楽活動をした結果としてCDが出来上がると今でも不思議な気分」

―さて、今回ベストアルバムのリリースすることになりましたが、どんな気分ですか?

ソ・イングク:ベストアルバムを出すと最初聞いた時、実は僕も驚きました(笑) いつもそうなんですが、CDを出す時はすごく不思議な気持ちになります。自分が音楽活動をして、その結果としてこうしてジャケットとか出来上がったCDを見たりすると、今でも非常に楽しいですし、不思議な感じがします。

―ベストアルバムということで、かなり特別な1枚になりますが、この中でお気に入りの曲を1曲選ぶとしたら?

ソ・イングク:一番いいなと思うのは、「Light of my Life」。この曲は、僕が好きなスタイルの曲なんです。悲しすぎず、感動的な歌というか。歌詞の意味もファンのことを思いながら歌っている曲ですし、そういう部分も含めてこの曲を選びたいです。

―今回、Kstyleでファンに一番聞きたい曲を募集したところ、ミニアルバム「hug」の「遠ざかる(韓国語Ver.)」が選ばれました。

ソ・イングク:おぉー! 気分いいですね。やっぱり他の曲よりも僕が書いた曲がいいんですね(笑) 人が書いた曲をいただいて歌うこともありますが、その時は自分で作った曲と比べるとどうしても自分はただ歌っているだけになってしまうじゃないですか。でも、自分が書いた曲を歌うというのは、僕自身の感性がその曲の中に込められているので、ファンの皆さんもそういうことが分かるんだなぁと思って。今回選ばれたと聞いてとても嬉しいです。

―ソ・イングクさんの予想は、どの曲でしたか?

ソ・イングク:僕は当然タイトル曲の「Last Song」だと思いました。

―そして、今回2月22日のタワーレコードのイベントで、実際に披露してもらいますが、どのような気持ちで歌ってくれるのでしょうか?

ソ・イングク:そういう話を聞いて歌うと思うと、なんか急にプレッシャーに感じる部分がありますね。ワクワクする部分もあるしという感じです(苦笑)

―今回、「Last Song」という意味深なタイトルですが、何か心境が反映されたのでしょうか?

ソ・イングク:もちろん曲を書く時には、曲の内容に意味を与えていきますが、曲自体に自分の経験を反映させたりするわけではないんです。今回曲作りをする時に、雄大なものをイメージして何かないかなと考えていたら、急に「Last Song」という言葉が浮かんだんです。元々は韓国語で「この世の果てで」というタイトルにしたかったんですけど、それが「Last Song」になりました。それで、今回は「Last Song」というタイトルが先に浮かんだので、それに合うような感じの歌詞を書こうと思いました。

―具体的にどんなものをイメージしたのでしょうか?

ソ・イングク:丘の上に自分が立っていて、何もない空に向かって歌っているそういった姿を想像しながら書きました。

―まさに雄大なイメージですが、そんな雄大なイメージから言葉一つ一つに落としていくのは大変ば作業だったのではないでしょうか?

ソ・イングク:そうですね、大変ではありましたけど、でも楽しい作業でもありました。丘の上に自分が立っているとしたら、何を感じるかなと思って、いろいろと考えていました。そしたら、風とかそういったものが浮かんできたので、そういう言葉にあった曲になっていきました。

歌でのソ・イングクらしさ「自分で分かるようになるには時間がかかりそう」

―そうやって、歌詞の言葉を探すのはどのようにやっていくんですか?

ソ・イングク:いろいろ想像をします。想像して思い浮かんだ言葉を紡いでいくような感じです。大変ですし、イライラすることもよくありますし。作業は全てが楽しいわけではないですね。でもだからこそ、出来上がった時の満足度というのは高いですし、とても嬉しいですよね。今回も実際に仕上がったものを聞いて、本当に嬉しかったですし、満足しました。

―今回のベストアルバムでも、ソ・イングクさん自身が作った曲が3曲あります。「遠ざかる」「Last Song」「Light of my Life」と、それぞれ存在感を放っていますが、この中で思い入れがあるのは?

ソ・イングク:3曲とも全ての作業を自分一人で行ったわけではないですが、中ではやっぱりファンのことを思いながら書いた「Light of my Life」ですかね。

―今後、新たに挑戦していきたいジャンルなどはありますか?

ソ・イングク:音楽についてはジャンルとは関係なく、自分の感性がうまく曲の中に溶け込んでいれば、それが自分の音楽になると思っています。

―韓国では、明るい楽曲を歌うことも多かった印象ですが、日本ではやはりバラードが多いですね。

ソ・イングク:その時は若かったから(笑) 今は自分の感性に合うそういった音楽をやっていくのが正しいのではないのかなと思っています。

―それがバラードということでしょうか?

ソ・イングク:そうですね。そしてファンの皆さんもそれを望んでいるみたいです。ですからファンの皆さんが「遠ざかる」を選んでくださったというのは、僕にとっては非常に大きな意味があります。

―バラードの帝王目指していきますか?

ソ・イングク:まだまだ遠いと思います(笑)

―今回、ベストアルバムということで、ある意味集大成という印象がありますが、ソ・イングクさんの歌手人生はこれまでどうでしたか?

ソ・イングク:時間的には短いと言えば短いですし、長いと言えば長いと思うんですけど、僕が好きな音楽を多くのファンの皆さんも愛してくださったことに非常に大きな意味を感じています。そして、今後もそういった時間が流れていけばいいなと思います。

―では、「歌」の中でのソ・イングクらしさとはどんなところだと考えていますか?

ソ・イングク:たぶんそういうことを自分自身で分かるようになるには、もう少し歳月が必要なんじゃないかなと思います。ですから今現時点では、自分自身でも自分らしさというのはよく分かりません。これからは、自分らしさを知るためにも頑張っていきたいと思います。

―自分のこれまでの歌手人生を一言で表すとすると、どうでしょうか?

ソ・イングク:難しいですね。この質問は本当に真剣に自分自身について考えてみなければいけない質問なので、とても難しいです。その答えには時間が必要です。

「『Light of my Life』はファンのための曲素敵な音楽を届けていきたい」

―さて、主演映画「君に泳げ!」が日本でも公開を迎えますが、いかがですか?

ソ・イングク:一番最初にその知らせを聞いた時、すごく嬉しかったです。でもその一方で恥ずかしいなとも思いました(照れ笑い)

―日本のファンにも体を全部見られてしまいますね(笑) 当時の腹筋はどうなりました?

ソ・イングク:そうですね、もう(笑)あの頃の腹筋は、完全になくなりました。新しいドラマでキャラクターのイメージを活かすために少しだけダイエットしましたが、ドラマが終わったので、また太りました(笑)

―泳ぐシーンがかなり多かったですが。

ソ・イングク:もちろん一部代役もいましたが、多くの部分は自分で泳ぎました。なので、泳ぎも今は上手です。泳いでるシーンは本当に全部大変でした。

―初めての映画だったと思いますが、撮影を終えて完成版を見た時どんな気分でしたか?

ソ・イングク:期待半分、トキメキ半分、心配半分でした。やはり本当に初めての映画だったので、多くの方たちに愛されたいなという期待と、初めてだからこそのトキメキ、そしてやっぱり初めてだからこその心配がありました。

―今回、ご自身で手がけた曲「Last Song」が日本でのイメージソングにもなりました。

ソ・イングク:嬉しかったです。想像もしていなかったんですが、運良くタイミングが合って、このような形になってとても嬉しいです。非常に苦労をして撮影をした映画なんですが、心に傷を抱えている人にとって自分自身と戦う勇気を与えるというメッセージが込められた映画です。多くの方たちにこの映画を見て、勇気をもらって欲しいなと思います。また、この映画を見て楽しんでいただきたいなと思います。

―では、最後にファンの方にメッセージをお願いします。

ソ・イングク:このアルバムに入っている「Light of my Life」はファンの皆さんのための曲です。ファンの皆さんのことを思いながら歌詞を書きました。こうやって僕が作業をして、その結果としてこのようにアルバムを出すことができたのは、それもひとえにファンの皆さんの愛情・声援があったからだと思っています。これからもっともっと一生懸命頑張って、もっと素敵な音楽を皆さんに届けていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

■リリース情報
ソ・イングク Japan Best Album「Last Song」 2015.2.25 release!
・Type-A(CD+DVD) CRCP-40397 ¥3,704+税
・Type-B(CD) CRCP-40398 ¥3,704+税

【発売記念イベント】
<関西地区>2月28日(土) 13:00~
会場:千里セルシー1Fセルシー広場
内容:ミニライブ&握手会&2ショットチェキ撮影会+抽選特典ハグ
<関東地区> 3月1日(日) 14:00~
会場:VENUSFORT2F 教会広場
内容:ミニライブ&握手会&2ショットチェキ撮影会+抽選特典ハグ

※イベント詳細、参加方法はこちら:
http://www.crownrecord.co.jp/artist/seoinguk/whats.html

■映画情報
「君に泳げ!」
2015年2月28日(土)より シネマート新宿,シネマート心斎橋ほか全国公開
監督:チョ・ヨンソン 脚本:ユ・ヨンア、チョ・ヨンソン
出演:イ・ジョンソク、ソ・イングク、クォン・ユリ(少女時代)
2013年/韓国映画/上映時間118分/スコープ/5.1ch
原題: NO BREATHING 日本語字幕/大塚毅彦
配給:NBCユニバーサル・エンターテイメント 配給協力:アルシネテラン
(C) <NO BREATHING> SPC All Rights Reserved
日本版イメージソング「Last Song」歌:ソ・イングク(日本クラウン)

ソ・イングク オフィシャルWEB:http://www.seoinguk.jp/