UFOか宇宙ゴミか!? 定点カメラが捉えた時速500kmの“奇妙な光”に動揺広がる=米・オクラホマ州

 

 アメリカ人の朝は早い。6時ごろから仕事を始める人も珍しくないため、スターバックスなどはさらに早い時間帯から開いているほどだ。そのような国では、やはりUFOも早朝から活動を開始するのだろうか? というのもオクラホマ州で、早朝ニュース番組の定点ライブカメラが、偶然にもUFOを捉えてしまったようなのだ。まずは動画をご覧いただこう。

動画はこちらから

 今月12日の午前6時ごろ、まだ真っ暗な空を駆け抜けた不思議な光――。その飛行スピードは極めて速く、軌跡も直線的だ。映像は、ショーニーという町にあるホテルの屋上から撮影されたものだが、カメラを設置した地元放送局KOCOのスタッフも、不思議な光の正体を突き止めることはできなかった。そこで彼らは、番組で広く意見を募ることにした。

 視聴者たちからは、「謎の光の速さは時速500km近くに達するのではないか」という分析や、「まっすぐな軌道は、飛行機・ドローン・中国提灯などではあり得ない」、「カメラのレンズに何かが反射しただけでは?」など様々な声が寄せられたが、謎は一向に深まるばかり。

 そこで番組スタッフは地元のローズ州立大学を訪れ、工学を専門とするスティーブン・フォーラー氏と、自然科学を専門とするスティーブ・カラーノ氏の見解を聞くことにしたのだった。

「エンドウ豆ほどか、もしくはそれ以下のサイズの隕石かもしれません。その類は、燃えながら、まっすぐな軌道でやって来るものですから」
「最も可能性が高いのは、非常に小さな隕石、または宇宙ゴミでしょう」

 2人はこのように語った上で、「エイリアンのような知的生命体のものだとは思わない」とした。しかし、これに異を唱えるのはUFO研究家のスコット・ウェアリング氏だ。彼は自身のサイト上で、次のように述べている。

「宇宙ゴミ? どこに証拠があるっていうんだ? これはまさしくUFOだ」
「少しずつ(カメラを通して)公衆の目に触れること、それこそがUFOの策略なのだ」

 スコット・ウェアリング氏の説が正しければ、私たちは徐々に地球外生命体の計画に取り込まれてしまっていることになるが……。果たして真相はいかに?