「モン・サン・ミシェル」18年ぶりの大潮で橋が沈み、完全な孤島に…海外の反応

 

フランスの修道院「モン・サン・ミシェル」“Le Mont-Saint-Michel”は、世界遺産として知られる有数の観光スポット。

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満潮時には海に囲まれ、干潮時には周囲を歩けるほど水位が下がるのですが、皆既日食の影響で18年ぶりの大潮となり、完全な孤島となったそうです。

陸橋まで水没したモン・サン・ミシェルの姿をご覧ください。

完全に孤立した島に!

普段から満干の差は激しいのですが、3月20日の皆既日食の影響で18年ぶりの大潮となり、ここまで水位が上がったそうです。

本来は干潮のときのみ本土とモン・サン・ミシェルの往来が可能でしたが、1879年に橋を架けて常に行き来できるようになりました。

しかしながら橋が潮流をせき止めた関係で、それ以降2mも砂が積り、完全な孤島の状態になることは、現在ではまれだそうです。

沈んだ橋に駆けつけた観光客たち。

この状況に対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。

●もともと海に囲まれているんだよ。ただし道路1つで行き来はできる。

満潮時。

干潮時。

●今の状態。

↑そこにあるクレーン車は、やばい・やばい・やばい! だな。

↑それはクレーン車じゃない。

↑じゃあ何?

↑掘削機のようだ。

●そこまで高く水位が上がるのは、春分と秋分のときだ。

●もっと頻繁にあるんだと思っていた。

↑毎日だと思っていた、観光で行ったときに1日のうちに満潮と干潮を体験したよ。

↑毎日、満潮・干潮はあるけどそこまでは高くはならない。道路は水の上だ。

●2003年に訪問したけれど、すばらしいところだったよ。今でも自分が過ごした休暇の中で、最高の思い出。

●どこに人が住んでいるの?

↑村だからね。2011年の記録だが41人が住んでいるそうだよ。

●そして毎日、南極の氷が1つずつ解けていったら……。

季節によって水位の高さも変わるようですが、もっとも水位が高い時は道路も使えなくなってしまうようです。

どちらのときも訪れてみたい場所ではあります。

A supertide has turned France’s famed Mont Saint-Michel into an island. This happens every 18 years.