【どうぶつ】なぜインターネットはこれほど猫だらけなのか…飲み物に例えれば、犬はホットココア、猫はグレープフルーツジュースだ

【どうぶつ】なぜインターネットはこれほど猫だらけなのか…飲み物に例えれば、犬はホットココア、猫はグレープフルーツジュースだ

【どうぶつ】なぜインターネットはこれほど猫だらけなのか…飲み物に例えれば、犬はホットココア、猫はグレープフルーツジュースだ

ソース(CNN) http://www.cnn.co.jp/tech/35062887.html
写真=インターネットには猫があふれている?
http://www.cnn.co.jp/storage/2015/04/11/505d465491bd5004efa7605f4fe2a460/cat-cafe-cnn.jpg

 米誌ニューヨーカーで有名になった犬の漫画がある。パソコンの前に座った犬は「インターネットなら誰も犬だとは分からないよ」と
仲間の犬にささやく。

 だが犬には申し訳ないのだが、実際にはインターネットで犬だとばれても、誰も相手にしてくれない。なぜならウェブを支配する
オタク連中は猫に夢中だから。

 デジタル世界には猫があふれている。数に詳しい物理学教授のアーロン・サントスさんのブログによれば、2010年の時点でざっと
数えただけで、インターネット上には約13億枚の猫の写真があった。

 当時に比べてインターネットのデータ量は5倍になった。つまり猫写真は65億枚に増えている可能性がある。これは地球上の人口1人
につきほぼ猫写真1枚に相当する。

 キャットフード「フリスキー」のメーカー、ピュリナが、ウェブの全トラフィックのうち15%は猫関連だと推定する理由もこれで説明がつく。

 写真だけでなくビデオもある。例えば箱が大好きな日本猫「まる」の動画は2億回以上も再生された。猫ステッカーもあるし、「LOLcats」
のようなサイトには、写真にセリフなどの文字を入れた「猫ミーム」があふれている。

 猫ミームといえば何といっても、いつも不機嫌そうな顔をしたメス猫のタルダルソース、別名「グランピーキャット」が代表格だ。インターネット
のスーパースター猫「ワッフルズ」や「ナラ」、それに盲目の「オスカー」と弟分の「クラウス」と一緒に、テキサス州で開かれたイベントSXSW
でフリスキーのポップアップカフェに登場し、長蛇の列を作らせた。

 グランピーキャットは一目見た相手を虜にし、書籍やテレビ番組やコーヒー飲料「グランペチーノ」の売り上げも好調。飼い主のタバサ・
バンデセンさんが仕事を辞めることも許可した。

 一方、インターネット上でグランピーキャットに匹敵する犬は存在しない。映画(ラッシーやベンジー)や漫画(スヌーピーや101匹
わんちゃん)は犬が独占しているかもしれないが、デジタル界での存在感は薄く、登場すれば恥をかく。

 なぜインターネットはこれほど猫だらけなのか。

 最もよく引用されるのが、猫類は外を一緒に散歩する相手ではないからという説だ。猫が外を歩くときはひとりで歩く。だから飼い主は
相棒を見せびらかしたいと思う。「インターネットは猫にとってのドッグラン。私もほかの猫好きと交流するため猫をフォローしている」。
フリスキー広報のナイキー・ロバーツさんはそう話す。

 猫独特の神秘性を挙げる専門家もいる。猫は古代エジプトで神としてあがめられ、昔の日本では化け猫として恐れられ、世界各地で
魔法と結び付けられている。

 ワッフルズの飼い主のデレク・リウさんは言う。「猫はエキセントリックな生き物」「1日中風呂場に座ってトイレの水をじっと眺めている
猫もいる。猫は飼い主が思ったような反応をしてくれるとは限らない。来たければ来るし、来させたいと思っても来てくれない」

 ネットで猫の存在感がこれほど大きいのはそれが究極の理由かもしれない。風変わりな執着心があって奇妙なことに関心を持ち、
社交性の薄い不可解な引きこもりの個体。「インターネットの前でほとんどの時間を過ごす人たちとの共通点は多い」とデジタル戦略に
詳しいジョシュア・グリーンさんは解説する。「デジタル世界の中心に猫がいるのは、そこに住む人たちと文化的なつながりがあるから」

(>>2以降に続く)

写真=不機嫌な顔で人気となった「グランピーキャット」
http://www.cnn.co.jp/storage/2015/04/11/2e7ece67936d8fdf3b1412b11a9c0cba/internet-cats.jpg
写真=こちらも人気者になった「ワッフルズ」
http://www.cnn.co.jp/storage/2015/04/11/8d768d8a35b68c81a090321084ce7e34/internet-cats-2.jpg