【ロンドン時事】「第三の道」を唱えて英労働党史上初の3期連続政権を担ったブレア元首相が、5月の同国総選挙で最大野党の労働党が敗北すると「予言」し、政界に波紋を呼んでいる。
 英誌エコノミスト最新号は、「元首相が労働党勝利のチャンスに疑問を呈した」との見出しでブレア氏とのインタビュー内容を掲載。それによると、ブレア氏は「次期総選挙では、伝統的な左派政党が伝統的な右派政党と競い、伝統的な結果がもたらされる」と予測。「伝統的な結果」とは現与党・保守党の勝利を意味するかと問われ、「そうなるだろう」と答えた。
 ブレア氏はさらに、「私はいまだにニューレーバー(労働党旧来の社会民主主義路線から政策理念上で一線を画した新労働党)の立場だが、エド(・ミリバンド現労働党首)はそのように表明していない。そこに明らかな違いがある」とし、「労働党は中道路線を取ったときに最善の結果が出せる」と言い切った。ただインタビュー掲載後は、「発言が誤って解釈された」と反論している。