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地域

CKD、小牧に新工場 梶本社長

 CKD、小牧に新工場 梶本社長

 大手産業用機械メーカー、CKDの梶本一典社長(58)は9日、読売新聞のインタビューに応じ、本社工場(愛知県小牧市)の敷地内に新工場を建設し、8月から生産を始めることを明らかにした。生産技術の向上を目的とした「マザー工場」に位置づけ、生産効率を引き上げる。

  医薬品の包装機械を生産している本社工場は、部品の加工、組み立て、検査などを行う場所がそれぞれ離れており、効率が悪いことが課題だった。

  マザー工場は、本社工場の各部署の稼働状況や、半製品の情報などを一元的に管理し、最も効率的に生産できるよう指示する。マザー工場で得たノウハウは、他の工場でも生かす。

  世界的に産業用機械の需要は増えており、CKDも国内外で増産対応に迫られている。

  CKDの設備投資額は、2012年度の27億円から、13年度は中国工場の新設などで58億円に達し、14年度は60億円を超える見通しだ。今年6月には、トヨタ自動車の新工場が予定されるメキシコにも進出する。海外での売上高の比率は、現在の26%から17年度に30%に引き上げる目標を示した。

  梶本社長は「最近は、新興国でも労働コストが上がっている。省力化した生産体制に変えていくために、マザー工場が指導役となって生産技術などを教えていく」と述べた。国内外の技術者の研修所を新たに設置する考えも示した。

  

 ■梶本一典社長 80年同志社大工卒、シーケーディ(現CKD)入社。取締役常務執行役員を経て、2008年6月から現職。岐阜県出身。

土居光華の書簡公開 伊藤博文ら明治の要人多数

 土居光華の書簡公開 伊藤博文ら明治の要人多数

 明治時代に活躍した三重県選出の衆院議員土居光華(こうか)(1847~1918年)が、伊藤博文や板垣退助ら当時の政治家や経済人らと交わした書簡215通が親族宅から見つかった。書簡は土居の自宅があった縁で松阪市に寄託され、市立歴史民俗資料館で「土居光華書簡展」として一部が公開されている。

  ひ孫の赤塚邦代さん(77)(松阪市殿町)によると、書簡は東京都北区に住む赤塚さんの兄の自宅に保管されていたが、一昨年に兄が他界。兄の親族は「土居は松阪に縁があるので」と申し出て、赤塚さんを通じて同市郷土資料室に寄託した。

  書簡には、板垣が1882年(明治15年)4月に遊説先の岐阜で暴漢に襲われた岐阜事件に関するものもある。事件2日後、吉田茂元首相の実父で板垣の側近だった竹内綱が土居に手紙を送付。「けがは大いに気になるが案外軽かった。次第に全快しますのでご安心ください」などとつづっている。

  他にも、大隈重信、犬養毅ら首相経験者、実業家の渋沢栄一、破傷風菌の研究で知られる北里柴三郎、大倉財閥の創始者大倉喜八郎、辛亥革命の指導者・孫文など、近代史を語るうえで欠かせない人物との書簡が含まれ、大正時代に政界を揺るがした旧日本海軍への贈賄事件「シーメンス事件」なども話題となっている。

  書簡の解読を進める郷土資料室の杉本喜一さん(57)は、「教科書に登場する人物の手紙が次々と見つかり、歴史的にも重要」と話し、書簡に解説文を付けた史料集を1年かけてまとめる予定。赤塚さんは「土居光華について広く知ってもらうきっかけになれば」と話している。

  企画展は5月6日までで、月曜休館。書簡24点を含め、約50点の資料を展示している。入館料は一般100円、小中高生50円。問い合わせは市立歴史民俗資料館(0598・23・2381)。

武将隊5人 旅立ちの春 最後の演舞披露

 武将隊5人 旅立ちの春 最後の演舞披露

 戦国武将ブームの先駆けとなった「名古屋おもてなし武将隊」のメンバー5人が卒業する「出立(しゅったつ)式」が29日、名古屋市中区の名古屋城二之丸広場で開かれ、大勢のファンらが別れを惜しんだ。

  武将隊は2009年、名古屋開府400年に合わせて結成され、一部のメンバーを入れ替えながら織田信長や豊臣秀吉ら名古屋ゆかりの武将6人と陣笠隊4人が名古屋の魅力をPRしている。この日は、結成時から在籍する前田利家をはじめとする5人が出立式に臨み、演舞などを披露。半田市から訪れた利家ファンの榊原真弓さんは「毎回話が面白く、元気をもらっていた。5年間ありがとうと言いたい」と涙ぐみながら話した。

  新たなメンバーは4月4日にお披露目される。

銀幕ポスターが熱い 湯浅・甚風呂

 銀幕ポスターが熱い 湯浅・甚風呂

 ◇黒沢監督や森繁作品

  湯浅町湯浅の銭湯跡を利用した歴史資料館「甚風呂」で、「昭和の映画ポスター展」が開かれている。展示されているのは、黒沢明監督の「赤ひげ」など往時の話題作29点。訪れた人からは「懐かしい」などの感想が寄せられている。4月28日まで。(山本啓二)

  重要伝統的建造物群保存地区(伝建地区)にある甚風呂は、幕末から1985年まで営業していた銭湯。昭和初めの扇風機や江戸時代の藩札などの古民具を公開している。

  同展の開催は、昭和40年代後半まで清水町清水(現有田川町清水)にあった映画館「カネタマル劇場」に保存されていた未使用のポスター約20枚の寄贈を受けたのがきっかけ。このうち15枚と甚風呂が所有する14枚を合わせた29枚を浴場跡に飾り付けた。

  「赤ひげ」のほか、森繁久弥さん主演の「喜劇 駅前学園」、岡本喜八さん監督の「日本のいちばん長い日」など話題作ばかり。

  ポスターを寄贈したパート炭原美幸さん(52)は劇場経営者の長女。「山あいの小さな町ながら、映画館がお客さんでいっぱいだったのを覚えている」と目を細める。

  沢田研二さんがボーカルだったグループ・サウンズのザ・タイガースが主演した作品や怪獣映画をよく見たという。甚風呂に託したのは、当時のポスターが町おこしに役立てばとの思いからといい、「みんなに見てもらい、人それぞれの思い出話を膨らませてもらえれば」と話す。

  甚風呂を運営する湯浅伝建地区保存協議会の木下智之会長(56)は「映画ポスターを見て、青春時代を思い出してほしい」と話している。

  水曜は休み。入場は午前10時~午後3時45分(ただし平日は正午前~午後1時がスタッフの昼休憩で休館)。入館料は無料。問い合わせは甚風呂(0737・20・2033)へ。

首長監視、乏しい機能 議員の役割検証

 首長監視、乏しい機能 議員の役割検証

 統一地方選の前半戦である県議選の告示が3日に迫った。地方議会や議員の実態を検証し、課題を探る。

  「予算、ありがとうございました」。県議会2月定例会最終日の3月18日、2015年度当初予算案などが可決され閉会すると、谷本知事は各会派を回り、県議らと笑顔で握手を交わした。最終日に恒例の風景だ。

  14年の知事選で、県議らは共産党などを除いたほぼ「オール与党体制」で谷本知事を支援。明確に「反知事」を表明するのは3人にとどまる。

  地方自治体は、首長と議員が別の選挙で選ばれる「二元代表制」で、議会には強い権限を持つ首長の監視機能などが期待されているが、県内では両者の「緊張関係」は乏しい。県議会事務局によると、谷本知事が初当選した1994年以降、県議会で知事提出の議案を否決・修正した例はない。読売新聞の取材では、県内19市町でも、2011年の前回統一選以降で首長提出の議案を否決・修正したのは計9件だけだ。

  谷本知事は県議会との関係について「いたずらに対決することだけが二元代表制ではない。互いに良いものをくみ取り、施策に反映すべき」と話す。

  ある県議は、「多くの議員は、地元の事業がなくなったり後回しにされたりすることを恐れ、予算編成権を持つ首長が嫌がることはしない」と話す。別の県議は、かつて、執行部幹部の再任を阻止する機運が高まったが、立ち消えになったことに触れ、「難しい問題は執行部が事前に各会派の要職に根回しし、ベテラン議員は知事との関係に気を配る」と打ち明けた。

      ◇

  議員には政策立案能力が求められるが、県内の議会ではどうか。

  読売新聞の取材では、前回統一選以降、議員提案の政策条例は、県議会では「いしかわの酒による乾杯を推進する条例」など2件、19市町では加賀市と金沢市で計3件だけ。ある県議は「多くの議員は、議員になることが目的で、実現したい政策がない」、ある市議は「ほとんどの議員は執行部に予算を付けてもらうことにしか興味がない」と話した。

  議員提案で09年に成立した改正「県いしかわ子ども総合条例」は全国で初めて、小中学生の保護者に子供に携帯電話を持たせない努力を義務付けた。提案に関わった元県議は「執行部は住民の反発を恐れて反対し、ベテラン議員は執行部の意をくんで反対した。保護者団体が賛同してくれて、やっと議会内の理解を取り付けた」と振り返り、“執行部の壁”を切り崩す難しさを吐露した。

  東北大の河村和徳准教授(地方政治論)は、「多くの議員は、地元と役所をつなぐ『メッセンジャー』でしかない。北陸新幹線を活用するなどし、まちづくりを進める提案力が求められる」と指摘している。

懐かしい昭和の鯖江写真

 懐かしい昭和の鯖江写真

 ◇お年寄り、場所や時期特定

  • 写真が撮影された場所や年代を特定する参加者たち(鯖江市本町で)
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      昭和期の鯖江の街を撮影した写真について、場所や時期を探る催しが29日、鯖江市本町の交流施設「らてんぽ」で開かれた。地元のお年寄り約10人が昭和30~40年代の風景など約20枚を眺めて特定していた。

      写真は4月にも新設するスマートフォン用アプリ「鯖江今昔写真」で公開する。

      鯖江の昔の姿を知る機会を設けようと、市産業観光ボランティアガイドの会などが企画。参加者は懐かしがりながら「この屋根の形は警察署」「病院があった場所だ」などと記憶を呼び起こし、「西山公園は昔スキー場だった」「日野川で水遊びした」と、昔話に花を咲かせていた。

      催しの中心メンバーの久保田裕之さん(42)は「アプリで公開される写真を見るなどして、鯖江の昔の姿を様々な世代に知ってもらいたい」と話していた。

大画面に安土城再現映像 信長の館でスタート

 大画面に安土城再現映像 信長の館でスタート

 近江八幡市安土町の「安土城天主 信長の館」で、安土城をコンピューターグラフィックスで再現した映像「絢爛(けんらん)安土城」の映写が始まった。

  上映は15分間で、30~40人の観客が200インチの大画面でシアター型の仮想現実(VR)を楽しむことができる。築城の総棟梁(とうりょう)を務めた岡部又右衛門が、織田信長とも接したイエズス会宣教師のルイス・フロイスを天主などに案内し、城下町を眺める趣向となっている。

  入館料は3月末まで、大人500円、高校・大学生300円、小・中学生150円。4月からはそれぞれ600円、350円、170円。月曜休館。問い合わせは同館(0748・46・6512)。(小宮宏祐)

ツエーゲン アウェー初勝利で2勝目

 ツエーゲン アウェー初勝利で2勝目

 サッカーJ2・ツエーゲン金沢は29日、岐阜市の岐阜メモリアルセンター長良川競技場で、FC岐阜と対戦し、2―0で勝利した。アウェー初勝利を挙げ、成績は2勝2敗。順位を10位に上げた。次節は4月1日午後7時から、金沢市の西部緑地公園陸上競技場で、愛媛FCと戦う。

  ツエーゲンは前半、守備陣も積極的に攻撃に加わり、岐阜を自陣でのパス回しに終始させた。後半開始直後の47分、カウンターで抜け出したMF佐藤和弘が左足を振り抜き、先制弾。68分にはPKで、MF清原翔平が2点目を決めた。

      ◇

  野々市市野代の家電量販店では、約20人のサポーターらがテレビの前で応援。得点の度に歓声が上がった。白山市井関町、中学2年山岸颯汰君(14)は「佐藤のゴールが気持ち良かった。次は絶対に観戦に行く」と、意気込んでいた。金沢市の会社員吉田太貴さん(27)は「買い物に来たが、試合に見入ってしまった」と、勝利を喜んでいた。

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