●「恋愛の機会がない」は言い訳である
恋愛に恵まれない人の口癖はいつもこうである。
「そもそも、出逢いのチャンスがないんです。」
確かに、たくさんの人に接する仕事もあれば、ごくごく限られた人と始終顔を突き合わせなくてはならない職場もある。女性ばかりの職場。幼児やお年寄り相手の職業。あるいは、一人で黙々とこなす仕事。
あなたはこのままずっと独り? 結婚できない可能性チェック
いずれも、仕事場で出逢いを期待することは難しいだろう。
一方で、異性の多い職場はさぞかし恵まれているように思うが、いざ仕事仲間だと思うと、たとえ男性であっても全く異性だと思えなくなるという悩みを抱える人も多くいる。結局のところ、仕事による出逢いの有利・不利など、たかが知れたものなのである。 極論すれば、恋のチャンスは誰にもまんべんなく訪れるものである。
要はそのチャンスをつかめるかどうかが問題でなのある。
●いつも準備は万端ですか?
例えば、服装・メーク・髪型いわゆる自分でイケていない状態だと思っている日のあなたの行動はどうだろう。よしんば、パーティーやコンパに友人から誘われたとしても、「今日はやめておくわ。」と言ってあなたは断るに違いない。消極性から発生するチャンスの放棄である。
たとえイケていなくっても、どうしても恋人がほしいと思っているあなたは元気を振り絞って友人について行くかもしれない。
しかし、そこで心ときめく男性と出逢ったとしても、あなたを待っているのは気おくれであって、積極的にお目当ての男性と話をする勇気は到底湧いてこないだろう。この気おくれこそがチャンスを遠ざける要因なのである。出逢いの少なさはあなた自身の口実に過ぎないのである。
もしあなたが心から素敵な出逢いを望み、恋に身も心も捧げたいと切に願っているならば、たとえ長い恋の空白期間のなかにあっても、恋愛稼働状態に自分を置いておくべきである。
チャンスなんてそもそも身構えているときにはやってこないものであって、まるで不意打ちのようにあなたを見舞うのがチャンスなのである。チャンスをつかめる自信を絶やさない。
女を磨くという作業においても、知性・品性を磨くという作業においても、優しさをたたえるという行為においても、常にたゆまず怠らないことである。この姿勢こそが、チャンス=恋をつかむ極意なのである。
出逢いがないとまるで運命を呪うように嘆くのは実に愚かなことだ。目の前にあるチャンスをつかめるかどうかはあなた自身の技量によるのだから。鍵はいつもあなた自身の中にあることを決して忘れてはならないのである。